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第559話「増援到着…!!」②

 
<ググッ>

<ドドド>「ぐあ!!」

<ズザザザ>

<ズズズズズ…>(←白ゼツ変化の樹化)


「大丈夫かヒナタ?」<ポロ>(ナルト)

「ナ…ナルトクくん」(ヒナタ)

<ザッ><ザッ><ザッ>

「何でナルトが来たことを
すぐに知らせなかった!?」
(ネジ)

「ナルトはさっき来たばかりだ!
たまたまオレが最初に会ったが
オレも戦闘中だった!」(偽ヒナタをぶっ飛ばした忍)

「前とナルトのニオイが違ってる!
気がつかねーよ…!
それこそ視界の広いアンタが先に…」(キバ)

「見た目が前と違った…
それにチャクラ性質もだ…!」
(ネジ)

一方、ヒナタの大ピンチに颯爽と登場したナルトの九尾チャクラモード。これって本体じゃなく影分子の一つなんですよね。九尾の鎧が腕を形どって白ゼツ変化の三人の刀を掴んでいます。九尾の鎧はナルトが九尾のコントロール編で九尾から引き剥がしたチャクラでできていて、実体に対して関与できるようです。この描写は第一部の終末の谷でナルトが「一本目」を出したとこからありまして、九尾の憎しみを受け容れた結果、無毒化されています。腕の数は刀を掴む以外にグーパンで三人の敵をぶっ飛ばしてますんで6本…絵面的には九尾の尻尾の数くらいまでは増やせそうですね(笑)。この手が螺旋丸の形態変化と性質変化を分担して螺旋丸を分身せずに作れたり、同時攻撃したりとかなり便利に動きます。

それで吹っ飛ばされた白ゼツが尽く樹化してる描写がすごく重要だと僕は考えています。ナルトが九尾チャクラモードで<チリ><チリ>と成ったところにヤマトが臨場してましたよね。あの時、ヤマトの木遁の結界にナルトの九尾チャクラモードが影響してましたよね。ヤマトが「生命力」という言葉を使って驚いてましたね。それと同じ仕組みで白ゼツが樹化してるところが重要な伏線になってると思うんです。これは「六道の力」の陽遁に当たる部分ではないかと僕は考えてるんです。それに外道魔像へ九尾を最後に封印する条件なんかもありましたし、ぶっちゃけ十尾の分割過程で一尾から八尾と九尾が分別された可能性を感じております。ところでヒナタを救うナルト。しかし、木ノ葉の忍の反応が微妙(笑)。

特に感知能力の高いキバやネジが迷っています。これはナルトの九尾チャクラモードが余りにも前のナルトと違うからで、キバはそれを「ニオイ」と感じてるんですね。ネジの白眼はナルトの外見の変化を指摘しています。特に「チャクラ性質」はナルトのそれとは全く違うのでしょう。僕は九尾のチャクラは「血継限界チャクラでなければならない派」でして、それは六道仙人の十尾分割に遡っての拘りであります。この場合の「血継限界」とは血で伝承するチャクラ性質に限定されるものではなく二種類のチャクラを同時に扱い全く別のチャクラ性質を生み出す能力の事で、ナルトの風遁修行でヤマトが木遁を例に説明したアレです。そして、このチャクラがミナトの後天的な能力(=閃光)とも関係してると考えています。


「何だよ…人のこと言えんのかよ…
ったく…」(キバ)

「お前本当にナルトか?
お前まで白い奴の変化じゃないだろうな!?」
(ネジ)

「オレはナルトだってばよ!」(ナルト)

「それをどう証明する?」(ネジ)

「ナルトくんだよ…
目を見れば分かる」
(ヒナタ)

キバやネジは九尾チャクラモードのナルトをナルトと認定できないで困っています。確かにヒナタを救い白ゼツの変化を一掃した事実がありますし、よく見ればナルト…中忍試験以降生死を共にした木ノ葉の仲間…です。それでもこれをナルトと断ずる事ができないのは自分の能力に頼ってしまっているからだと思います。キバは自慢の鼻。ネジは白眼。それぞれの能力を介してナルトを感じてる訳です。そこに感情を差し挟む余地がないのです。しかし、ヒナタは違います。基本的にナルトが好きな女の子ですから、こんな風に颯爽と現れて助けられ、剰えキラリ白い歯なんて見せられたら胸キュンです(笑)。ヒナタも白眼が備わった日向の忍ですが、それ以上に女心が優位に立つお年頃です。忍術とか能力とか関係ないです!!

「それに何より私を助けてくれたし…」(ヒナタ)

「……!?」(キバ・シノ)

ところで、ヒナタが凄く成長したと感じたのがナルトの「目」を見たところです。これまでのヒナタだったこっそりとナルトを覗き見るとか、面と向かって話すこともできず、ナルトが地面に落とす影すら眩しく見つめるのがやっとこさの可愛らしい女の子でありました。その女の子のヒナタが明らかに目の前に立つナルトをナルトと断定できない木ノ葉の男共に「喝」を入れるのです(笑)。ヒナタは能力や忍術ではなく人間としてナルトを感じたのです。女として男・ナルトを感じたのです。気の弱い引っ込み思案のヒナタがこんなにも強くしっかりと話すのにシノやキバ、そしてネジは呆気にとられるばかりです。ヒナタはナルトの変貌を受け容れたのです。そして、それに答礼するが如くナルトが口を開きます。


「……ごめんね…ナルトくん…
皆疑い深くなってるの」(ヒナタ)

「もうオレが来たからには
防戦に回る必要はねェ!!
偽物は片っ端から見つける!
一緒にやるぞ皆!!」(ナルト)

「………」(ヒナタ)

(守らなきゃいけない人に…
守られてばかりで…
やっぱり私ってダメだ……)
(ヒナタ)

「…気にすんなヒナタ……
オレだってお前に2度も守られてばっかじゃ
カッコわりーしな!」(ナルト)

「わ…わたしは別に…
そんな気にしてなんか…」
(ヒナタ)

ナルトがヒナタに「2度も守られて」と言うのが判らなくて物臭な僕がバックナンバー見返しました(笑)。中忍試験でネジと対戦したヒナタを一回とカウントするんか、それとも見過ごした描写が他にあったんだろうかと、第二部まで単行本を探しましたがコレと言ったのが見つからず…誰か知ってたら教えてください(汗)。ところで、久しぶりに単行本に目を通したんだけど、やっぱ面白いところでは読んじゃう!!特に第一部後半のサスケ奪還編の中忍シカマル隊長の木ノ葉小隊VS音の四人衆+君麻呂の行は読み耽ります(笑)。砂の三兄弟の増援とかもうガッツポーズですよね。それで時間がかかってしまって分割になってしまったのは内緒です。内緒(笑)。しかし………あの頃はよ・か・っ・た…って言うなー!!(←ルイ風)


「目を見りゃ分かる
いちいち落ち込むな!
お前は強えーんだから!!」

「………」(ネジ)

「………」(ヒナタ)

もしかしたら…なんですけど、今回、ヒナタがナルトを白ゼツの変化とネジやキバ(←木ノ葉の仲間)に疑われたのをヒナタが諭してくれたのをナルトは「1度」と認定したんじゃないかしら…と、ナルトがヒナタに投げかけた「目を見りゃ分かる」で感じました。勿論、残りの「1度」はペインの木ノ葉強襲に独り気を吐いたヒナタの「告白」を含めた鬼気迫る天道ぶちかましです。それをネジは思い出しています。ネジは暗闇の中に居る自分をナルトがしっかりと見る事で救われたと確信できる人ですから、ヒナタがナルトの目をしっかり見て、ナルトもヒナタの目をしっかり見た意味に一番敏感でしょう。白眼なんて能力があるもんだから真っすぐにナルトを感じられなかった…ネジにとってまた特別な意味が生じます。

能力があるが故、ネジは人生を捩じ曲げられた子です。それはネジの感じ方に過ぎなくて…そんなもの関係ない!!と教えたくれたのがナルトだったんです。ネジはナルトに「自分は自分でいい」と教えられたのです。正確にはナルトとの闘いで傷付き、「自由」というものの存在に気付いたのです。そして、精進を重ね同期の誰よりも早く上忍と成り人生を築いているのです。そのネジが天道に単身挑んだヒナタの気迫を何と感じるか?大きな変貌を遂げたとはいえ目の前に現れたナルトをちゃんと感じれなかった自分を何とするか?キバ・シノとネジの差異…76頁の描き込み(真ん中の段)は凄く深い。これは『NARUTO -ナルト-』という物語の落としどころと深く関係する伏線だと、僕は思うんです。

結局、助ける…っていうのは誰かが誰かをちゃんと見る事なんだー…と、僕は思ってしまう訳です。人が人をしっかり見るのはとても大切だと思うんです。その人を如何に感じられるか?そして自分とは違う誰かを感じる為に「アイデンティティ」が重要になる。「自分」があるからこそ「自分とは違う誰か」が感じられるのです。この子らはこのようにして「自分」を高めながら「誰か」を感じているのです。僕らはその過程をリアルタイムで観れる幸せを頂戴している。その有り難さを忘れないで欲しい。少年少女に僕の言葉がどんな風に届くんだろうかと不安になりますが、それはナルト達の成長を鑑みれば杞憂と知れます。こっちが目を背けちゃうかも知れない。そのくらい僕はアナタ達が眩しく羨ましい…のだから。


「行くぞ!!」<ダッ>(ナルト)

「うん!」(ヒナタ)

(ありがとう…)(ヒナタ)

それで…イイ感じにナルトとヒナタのホットラインが出来つつあると安堵してると、ヒナタが言っちゃうんです…(ありがとう…)って。実際に声にはならないんだけどナルトにそう想うんです。これ…恋愛では余り芳しくない!!(汗)…と、僕は考える人なんです。恋ってもっとイケイケで良いと思うんですよ。うまく書けないんだけど経験的にあまり良くない感触がある…。何だろう…引け目?距離?溝?…ヒナタはナルトに近寄り難い感覚が生じてるように僕は感じています。ナルトって「チート設定」が満載の子だから仕方ないんだけど、今じゃ「木ノ葉の英雄」だし、蓋を開けてみたら四代目の子だし、勿論、火影一直線だし…ヒナタじゃなくても辛くなるでしょ。全く恋って一進一退だなー…(汗)。

しかし、ヒナタがナルトをしっかり見る事にナルトが恐らくお初にしっかりと応えた事実は大きいです。ナルトもヒナタの目を見た…だから。これって「好きだよ」って意味にとってもヨカかと、思い込みだけで生きてる僕ならば思っちゃいますけどね。これでやっとヒナタもストーカーを脱し、ナルトの嫁としての道を歩めるんかしらと、ヒナタの父親世代の読者としてはホッとしちゃいますね。そんな事考えてたらトビの仮面の下なんてどうでも良くなってしまって、あまり語れませんでした(笑)。ここからザックリとお話が進展して戦局が動くかに見えるんだけど、ま…今回はヒナタちゃんの女の意地(だけとは言い切れんけど…)に免じて続けます(笑)。ちょっと野暮用が入ったので続きは夜半でーす!!

以上、三頁から六頁目まで。


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