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第560話「うちはマダラ」

 
「じゃあ…
目の前のあいつが本物のマダラで…
今までマダラだと思ってたのは
…別の奴だったってことか?」(ナルト)

「そうなるな…」(我愛羅)

「額当ては…”忍”か……
忍装束は五大国それぞれだがな
連合の新しい軍団か…?」(マダラ)

「これは戦争のようなんでな」(無)

「面の男が誰なのか……
暁を利用してきた土影のアンタなら
推測できないのか?」(テマリ)

「…思い当たる人物はおらん
とにかく敵が何者であれ止めねばならんことに
変わりはない!!」(オオノキ)

「………」(マダラ)

………あいつのすることだ…
何か考えがあってのことなんだろうが…
あまり計画通りに事が運んでないようだな
オレをこんな形で復活させるとは…」(マダラ)

さて、お面の男=トビの正体の詮索にお話は傾れ込んでいますが、既にナル×ジャンでは考察済みなので…「トビの溜め息」(第463話「サスケVS雷影!!」補足)参照…ぶっちゃけ、マダラの弟のうちはイズナだと思います…が、顔はオビトだったよなー…第510話「まさかの禁術!!」②(六道の力編)参照…それと「TO BI O BI TO」(NAVI)参照…神無毘橋で大岩に沈んだオビトを回収して蘇生させて…なんてちょっと面倒臭い行を考えてみて、そんなのいくら忍術が万能でも無理だろ!!って感じに壁に激突して思考を停止してましたっけ(笑)。しかし、それら難問を一瞬でクリアしちゃう魔法の言葉…「神」。何て偉大なんだろう!!と思いつつ、それ言っちゃ~ぁお終いでしょ(汗)と(笑)。

ま…作品に対する罵詈雑言は潔く飲み込むケルベロスですが、マダラが示す「あいつ」への一定の理解に、「トビ=お面の男」がマダラと同じ時代を生きたマダラが信頼する人物であった事。それと、マダラが没する前にある程度「作戦」を練っていた事実が感じられます。「作戦」って、勿論、「うちはマダラを復活させる作戦」であります。それと前回、マダラが「長門のガキ」と口を滑らせてますんで、少なくともうずまき一族の末裔・赤い髪の長門をマダラが生前確認していた事が確認されてますんで、かなり高い精度でうちはマダラの没する時期は長門の子供時代(後述:幼年期の輪廻眼授与から辺り)に確定します。詳しくは「弥彦は何歳で死んだのか?」(時系列の考察)を参考にしてみてください。

「この穢土転生の術者は誰だ?」(マダラ)

「さあな……」(無)

「!!」(無)

<ブン>(無)



「ボクはカブト……
彼の協力者です…」(カブト)

穢土転生越しに語るとは……
陰気な奴だ」(マダラ)

それでですね…カブトはうちはマダラに一歩も引けを取る事なく対応してて、あろうことか穢土転生の無(ムウ)様を完な操り人形にして喋り始めます(笑)。そして、トビを「彼」と呼ぶんですが、その落ち着いた響き具合から、トビの正体だって知ってますよ…みたいな優越感が感じられます。これはマダラが「あいつ」と呼ぶマダラの協力者と「彼」とが符合していて、それをマダラがスルーする事で肯定してると言いますか、マダラとカブトの認識が完全一致してる妙を示してると、僕は考えます。つまり、カブトはお面の男=トビの正体をホントに知ってるんだと思います。だから「マダラ」を名乗るトビを最初から嘗め切った交渉態を繰り広げたんです。穢土転生のマダラを見たトビの全身総毛立った風は笑えましたね。

今回、うちはマダラ穢土転生「切り札」として投入されたんですが、ナルトの本体とキラビが居るパーティーではなく第四部隊だったのはオオノキの存在がキーポイントになってると思われます。結局、カブト的には戦局云々ではなく、トビの面目を失墜させ、同時に大蛇丸と共に研究した実験データの検証が主だったと考えられます。逆に考えると、カブトはこのまま一切表に出る事なく戦線から離脱する事だって可能ですから、二代目土影・無(ムウ)を介して言いたい放題の狡さをしてマダラは「陰気」と蔑んだんではないかと思います。穢土転生の術特性もありますが、その余のリスクを背負わない狡猾さが戦乱を生き抜いたマダラにはピンと来なかったんじゃないでしょうか。

「アナタの穢土転生は特別製です
全盛期以上に仕上げておきました」(カブト)

全盛期だと

……

お前…
オレの全盛期を知っているのか?」(マダラ)

それでカブトがマダラに謎掛けみたいなシャベクリを展開するんです。「全盛期」が何を意味するのか?そのやり取りが腹の探り合いになってて、ややカブトがマダラを煽る感じで圧しています。これはマダラがトビがコントロールする長門の輪廻眼の「輪廻天生の術」で完全復活したのではなく、全く関係ないカブトが穢土転生でかりそめの命を与えた時点で詰んでるので、マダラが圧倒的に不利だからなんですけど、カブトの認識する「全盛期」がマダラの生前の何処までを知っているかを証明するので、マダラとしては落ち着かない訳です。具体的には「終末の谷の決闘」で死んだとされる時点か、もしくはその後存命しトビが暗躍する「計画」を練りに練った時期を言うのか…マダラとしてはヒヤヒヤしてたと思います。

「いえ…
だからこそ……
ここで見せて下さい
うちは伝説の力を…」(無)

<ザッ>(我愛羅の砂)

<サッ>(無)

<ザッ><フッ>(マダラ)

<タン>(マダラ)


(火遁…)「よかろう…」<バッ><バッ>(マダラ)

「ただでは捕らえられんか…」(我愛羅)

「来るってばよ!!」(ナルト)

(豪火滅却!!)<ゴゴ>(マダラ)

「術の範囲が広い!!>(連合軍)

カブト優位の心理戦は穢土転生で呼ばれたマダラの「やる気スイッチ」をONにするのに充分で、無理矢理召還された魂に心が備わらない状態で、かつての勇名を馳せた筈の手練が意外に弱っチイ傾向を一掃します。マダラはカブトの陰湿な煽りで本気を出さざるを得ないのです。自分の意志で連合軍の忍と戦ってる訳で、そのトバッチリを連合軍の忍は受けているのです(笑)。この勢いで行けばホントにマダラは我愛羅以下第四部隊を掃討してしまうかも知れません。その意味でカブトが「切り札」と言っているんであればカブトもまた本気なのでしょうが、カブトの合理性とここでマダラを投入する高率は必ずしも一致しないので、やっぱカブトは戦局に干渉するというよりはトビのお面を剥ぐベクトルなのでしょう。

<キィーン>(超大玉螺旋丸!!)(ナルト)

「まずはマダラじゃぜ!!」(土遁・地動核!!)(オオノキ)

「!!」<グラグラ>(マダラ)

「!」<グラ><グラ><ズオオ>(マダラ)


「ドン」(ナルト)

「うわっ!」(連合軍)

「!?」(オオノキ・ナルト)


<ミシ><ミシ>(マダラ)

<ズオ>「うわっ!!」(ナルト)

「なっ!!」(連合軍)


「須佐能呼か…!!」(オオノキ)

(すでに万華鏡写輪眼になっとる!!)(オオノキ)

ちょっと端折らせて貰いますが、マダラを口寄せした無(ムウ)様は分裂した片割れのままで塵遁が使えない状態のようです。そこから「分裂」が可能な特殊な肉体が塵遁の条件なのかも知れない…と思えてきます。ナルトも螺旋丸に風遁チャクラの性質変化を加える為に影分身を利用していましたが、同じ様に一つの体に二つの血継限界の体が同居する事で三つのチャクラ性質を混合させた血継淘汰・塵遁を発動できる様になるのかな…と、僕は考えてみました。この仮説の検証はオオノキが無(ムウ)様と同じ様に分裂できるか否かにあるんですが、オオノキには何だか個人的に「死亡フラグ」が立ってまして、そこまで見せてくれるか?は微妙です。逆にホントは生きてましたのオチとして「分裂」があるかも知れませんが…。

えーっと、それでいつの間に打ち合わせしたのかは分かりませんが、オオノキの土遁・地動核とナルトの超大玉螺旋丸が良い感じに連係取れててマダラを大ピンチに追い込んだかに見えます。勿論、マダラは万華鏡写輪眼の十八番・須佐能呼で防御してしまいます。勿論、マダラの万華鏡は「永遠の万華鏡写輪眼」です。往年の底力が発揮されてるからでしょうか、完全体への変位も早いです。霊器らしきものもしっかりと左右の手に握りしめられています。そんな中、ナルト達の周到さがイマイチしっくり来ないんですが、マダラの強さを織り込んで次の手を準備しています。ナルトは船員モードに入り風遁・螺旋手裏剣を練るし、オオノキは我愛羅の砂を軽量化し、我愛羅はその砂で”須佐能呼”の中に潜むマダラを引き摺り出します。

ここで九尾チャクラモードを解除したナルトが多重影分身で活動してる描写があって、「量より質」は九尾チャクラモードの制約だったのかと納得したりしますが、細かい事はいいんだよの精神でスルーしちゃいます。考察においては描写が事実であり、それを基に理論との整合性を展開する知的な嗜みであり、細かいあら探しではありません。正直、この期に及んでアレコレと重箱の隅を突くのもしんどいし、そもそも必要性を感じません(笑)。ま…いつどのようにしてナルト・我愛羅・オオノキの三者が示し合わせたのか分かりませんが絶妙の連係で”須佐能呼”を回避して見事にナルトの風遁・螺旋手裏剣がマダラにヒットしたかに見える…三雷の前例もあるけど、マダラがこれで真っ二つか…とは思いませんでしたけど(笑)。

「多すぎるな……」(マダラ)

<シュ~…>(マダラ)

「す…吸い取りやがった…」(テマリ)

「こ…これってば…?
何で…?何でコイツが
輪廻眼になんだってばよ!?」(ナルト)

<ザッ>(マダラ)

<ブワッ…>(須佐能呼)

やはり憶測通り…
写輪眼の行き着く先は…


輪廻眼でしたか」(カブト)

「オレがこの眼を開眼したのは死の少し前だ
カブトとか言ったな……
この体に何をした?」(マダラ)

「だから言ってでしょう?
……全盛期以上に仕上げておいたと…」(カブト)

「貴様…
オレの体の秘密を…
…あのうちはの石碑を読めもしない
お前ごときが解読したというのか?」
(マダラ)

折角、「永遠の万華鏡写輪眼」が登場したばかりだったんだけど、マダラの両眼は「輪廻眼」に移行しています。そして、餓鬼道・封術吸印でナルトの風遁・螺旋手裏剣を吸い取ってしまいます。マダラも輪廻眼を保有し「六道の力」を召還できる訳です。カブトのアナウンスに拠れば「写輪眼→万華鏡写輪眼→真・万華鏡写輪眼→輪廻眼」出世魚の様に瞳術の進化が為されたようです。過去に在ったトビと小南のやり取りから「うちは+千手=六道」ですから、マダラが「六道・輪廻眼」を使用可能ならば、十中八九、カブトが施したマダラの特別製の穢土転生とは「柱間の細胞」をマダラに組み込んだのだと思われます。それが「終末の谷の決闘」を境にマダラがステップアップしたトビの証言と絶妙にシンクロします。

トビ的にはマダラVS柱間の「終末の谷の決闘」とは、柱間の生きた細胞を得る為の戦いであり、小南を後ろからグサリと刺した様にマダラはぶっとい注射器の針の様な暗器で柱間から「血と肉」を奪ったのでしょう。マダラは柱間に敗れたとされ、死んだかに見えた…が、実は死んでおらず、その後、地下で暗躍し輪廻眼を開眼してから逝きます。マダラが自ら輪廻眼の開眼を「死の少し前」と宣言してくれたので、時系列的には長門少年と関わる時期に特定されます。恐らく、トビが長門に与えた輪廻眼とはうちはマダラが開眼したそれでありましょう。それ以外に輪廻眼が存在する道理が在りません。ぞして、マダラは死後自分の眼を長門に託し、その成長に「輪廻天生の術」の発動を懸けた訳です。

マダラの死後、お面の男は長門に粘着し、”暁”を背後から支配したのでしょう。長門に与えられた輪廻眼が真価を発揮できたのはうずまき一族の末裔である赤い髪の長門の肉体に依存していまして、同じ理屈でトビは着脱が可能な腕に柱間の生きた細胞を培養した柱間の腕を装備する事で「六道の力」を享受しているものと思われます。マダラが言う「オレの体の秘密」もそれと同等と思われ、「終末の谷の決闘」で採集した柱間の生きた細胞を装備した結果、自らに「六道の力」が宿り、「永遠の万華鏡写輪眼」「輪廻眼」に昇格できたのではないかと思います。マダラの輪廻眼使用の事実がカブトが施した「特別製」のマダラへの処置が符合するので、カブトにはこの検証が非常にリニアに感じられている事でしょう。

「大蛇丸様とボクの長年の実験データを元に
仮説を立ててみたまでです…

そして今は……
アナタがその仮説を証明してくれる…
六道仙人……
あの神の力の一端に触れることができる
ボクの造ったアナタの力で……」(カブト)

<バッ><バッ>「勘違いするな
お前の造った力ではない……」<ズオオオ>(マダラ)

<ゴゴゴゴゴ>「な…なんだよコレは!?」(連合軍)

「う…うそだろ…」(連合軍)

「!?」(ナルト)

「じ…次元が違う…」(テマリ)

「…神の……力か……」(我愛羅)

「………」(オオノキ)

カブトがマダラにちょっと嫌らしく伝える「全盛期以上」は柱間の細胞のコントロール技術の完成度を示してる筈です。その辺のノウハウは大蛇丸→カブトで研ぎ澄まされていると思われ、現にカブトが自在に「白蛇=大蛇丸=柱間の細胞」の力をコントロールしていますし、拿捕したヤマトを殺さず制御したり、カブトの肉体が持つ柱間DNAの制御可能領域を白ゼツの強化にフィードバックしてみせた技術力から実証されています。そして、恐らく同じ文言なり予言が「うちはの石碑」には示されており、真・万華鏡写輪眼の領域において「うちは+柱間」の力の統合に拠る「六道の力」の復活が謳われているのでしょう。余談ですが、折角開眼したサスケの真・万華鏡写輪眼が呆気なく輪廻眼に変異する事はないです(笑)。

「御神器」の結びでも書きましたが、トビ、或いはうちはの石碑のシナリオは「六道の再誕」に傾いているものと思われます。しかし、それだと六道仙人が我が身を分割し世界に鏤めた行いが余りにも無意味になってしまいます。単純に過去を再現するだけならバラバラにする手間に合理性がありません。六道仙人がそのまま世界を守護すれば良いんです。六道仙人を「神」とするならば死なない生き方も充分あったと思います。それでも、六道仙人が自身を「パズル」として世界に鏤めたのは、「神」が答えに詰まったからに他なりません。トビは答えを「月の眼計画」に見出した。世界を「力」で一つにする方法であります。それに感ずる拒絶反応が僕らにはある筈。その想いが全く違うパズルを組み上げる「力」となるのです。

六道仙人が「兄」と対で残した「弟」の天真爛漫な性質というのもは凡そ六道仙人が予想もしなかった選択に対する可能性でありましょう。或いは六道仙人すら見出せなかった新世界への期待…。しかし、カブトの「切り札」たるマダラは「六道の力=神の力」を振り乱し連合軍・第四部隊に襲いかかります。ナルトの風遁・螺旋手裏剣を封殺した直後、マダラが仕込んだであろう地爆天星が第四部隊の直上に迫ります。ナルトは影分身だから心配ないんですが、我愛羅とかテマリはヤバいです。ま…そこで「死亡フラグ」の林立するオオノキちゃんが本気出して次元の違う「神の力」に一矢報いればいいかと思います。幸い「分裂」の逃げ道も残っていますので、ここは歳の順番で華と散って頂きまして…(笑)。

もう少しマダラの「真・万華鏡写輪眼」を見たかった…。


 

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