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第564話「誰でもない男」(ナルト!!よくぞ言った編)

 
(ユギトも居る…
こいつらは元人柱力どもだ!
しかも全員片目は写輪眼
もう片目が輪廻眼……

命を奪われコマにされたあげく
両目もあんなキモイもんにされて…
かわいそうなユギトだ

お前ももしかしたら
あっち側であんなになってたかも
しんねーな…笑えねェ…)(八尾)

「あんなヒドイ目にあわせやがって激怒♪
でもあんなキモイ眼にされなくて安堵♪」(キラビ)

(てめーはどのみちグラサンだけどな
ああなりたくなきゃ気ィ抜くなよ!)(八尾)

第564話「誰でもない男」(テイルズ六道編)でも書いたけど、ユギトとキラビって同じ里で人柱力として育成されてまして、どちらも完成度は相当高かったと思います。時にキラビは尾獣のコントロールにおきまして「四傑」として千手柱間やうちはマダラと並び称される存在です。二位ユギトも飛車角コンビ相手に尾獣化してましたし、飛車角に敗戦を喫しましたが、それが暴走っぽくは感じられなかったので、雲隠れの尾獣コントロールや人柱力の育成ノウハウは他里に対して優位にあったと考えます。その雲隠れで「男と女」の人柱力が存在した事実は、血継限界→血継淘汰の研究の一環だったんではないかと、サブカル妄想癖のあるケルベロスは考える訳です。それが八っあん(八尾)の長喋りに滲んでるように思います。

ここで八尾がユギトを勿体ながる…というか、それを土台にしてさり気なくキラビを心配する機微を示すのは、もう一度、八尾とキラビの関係性を見せておく必要が在ったんじゃないかと、あざとい事を僕は考えています。この辺り…キッ神は凄く周到で卒がない。だから『NARUTO -ナルト-』にハマっちゃったんだけど、これがあるから「大人度」が俄然上昇したナルトと九尾の関係性の変化に<キュン>と来れる訳で、キッ神の掌で転がされてる感じが、近頃は気持ち良いです。基本、「ドMの受け」なもんで(笑)。ま…この部分をしっかりと読み込んでこの後のナルトの「よく言った!!」に震えて欲しいんですね。こんな風にナルトは誰かを叱れるオトナになったな…と、親になった気分を味わってください。


「マダラの目も同じだってばよ…
前してた面と違って穴が二つある!」(ナルト)

「…この面は前のと違って特別製でな
頑丈な戦闘用だ」(トビ)

「いつも隠してた左眼は
長門やあっちのマダラと同じ
輪廻眼だったって訳か…」(ナルト)

「……!?」(トビ)

「お前マダラはオレ達が止める!!」(ナルト)

「お前…だと…」(トビ)

「…!?」(ナルト)

「カブトめ…」(トビ)

ナルトは「あっちとこっちのマダラ」を器用に認めてるんです。これはオオノキ以下、影を背負う忍の認識だと思うんですが…要するにある方法で「六道の力」を手に入れる事ができて、「柱間の細胞」と「輪廻眼」を所有する存在を「マダラ」とし、その象徴だと影は考えてるんだと思います。詳しくは「うちはの石碑」にて書かせて頂きますが…そんな説明は一切在りませんでしたが、ナルトは「あっちもこっちもマダラ」だと何故だか理解できてるんです。ナルトの理解力を何と説明するべきなのか…凄く悩みますが、やはりヒーローだから!!でもいいと思います。そのくらいぶっ飛んでないと「アイデンティティ」の説明ができない(汗)。ま…この話は書かないでお墓まで持って行くかも知れませんが。

話を戻すとトビはカブトが「うちはマダラ」の穢土転生を出したのを知らなかったんですね。ゼツの諜報能力からすれば全てがトビに筒抜けだと思ってたんですが、黒ゼツは大名達を護衛する忍刀七人衆・長十郎の大双剣・ヒラメカレイに苦戦しててそれどころじゃなかったのかも知れませんね。白ゼツクローン部隊も粗方、九尾チャクラモードのナルトの感知能力の前に沈黙したでしょうし。それに、オリジナルの白ゼツはサスケの永遠の万華鏡写輪眼の開眼して、お試しの”須佐能呼”に焼かれたアレかも知れないし、もしかしたら「黒幕」の気配も微妙にあったんだけど、このままフェードアウトしちゃうかもね。お話は急速に整理されつつありますんで、不要なキャラは自然と消えて行くと思います。

「お前らってどういうことだ!?コノヤロー!
マダラってあいつのことだろ!?バカヤロー!」(キラビ)

「………」(トビ)

「ククク…」(トビ)

「!?」(ナルト・キラビ)



「クク…
なんならかつての名
トビでもいいぞ
戦争が始まった今
名前などどうでもいい…
マダラ…トビ…
好きに呼べ」(トビ)

「……お前…
いったい誰なんだってばよ!?」
(ナルト)

「オレは誰でもない
誰でもいたくないのさ…

ただ月の眼計画を成せれば…
それでいい」(トビ)


僕はトビはマダラではない!!と訴え続けました。「終末の谷」で千手柱間と一騎討ちしたうちはマダラが「お面」なんかする筈ないと思ってたからです。綱手も苦虫を噛み潰すように穢土転生・うちはマダラの存在を知った時に「お面」の主であるトビに釣られたと地団駄踏んでましたっけ。トビとしては世界が本気で”暁”に向き合ってくれれば良かったのです。その為に自分を「うちはマダラ」としたかった訳です。しかし、戦争が始まった今、その必要がなくなった…オレは誰でもない…誰でもいたくない…と言い放つ。そういう事を言ってしまえる情けない奴なんです。こんなヤローが「うちはマダラ」な筈はないのです。穢土転生で呼ばれたマダラが反転した自分の眼をその手で覆い隠さなかったでしょ。

ある意味、ケルベロスなんてHNでいけしゃーしゃーと、ありもしない事を偉そうに書いてる僕だって「お面」を付けてるみたいなもんで、些か恐縮してしまいますが、僕は断じて「お面」を付け替えたり、HNを変えたりはしない。ケルベロスというHNを大切にしています。トビが小南戦で壊れた「お面」をリニューアルしてたけど、僕ならば「お面」を直します。それができなくても全く同じデザインにします。だから、僕は何処に行ってもケルベロスだし、ケルベロスのHNに恥じないように振る舞っている。勿論、ネット上での話ですが、その一点において僕はトビと在り方を異にすると言いたい。そして、この名に懸けて”アイデンティティ””愛””生き様””強さ”…を偉そうに論じたいと思っています(笑)。

結局、人の存在とは自分がどう思うかに帰結すると思うんです。だから、自分が誰でもいいとか、誰でもいたくないなんて思ってるんだったら、それは存在してないのと同じなんです。そんなだから「お面」を付けるしかない。それがトビに感じる胸糞の悪さだと思います。しかし、そんなトビの言葉が僕の心を揺さぶらないのは、それがトビの本心ではないからだと思いますね。トビは本心では自分が「うちはマダラ」になりたかったんじゃないでしょうか。それをカブトが嗅ぎつけてて、穢土転生のマダラに「…あの偽マダラが計画通り事を運ぶ気があるかどうかは分かりませんが」(ep561)と臭わせたのでしょう。トビの心の綻びに気付くカブトも大蛇丸に対して似た様な感情を持ってるもんだから切ないのよねーッ。


「絶望しかないこの世界に
存在する勝ちは無い」
(トビ)

「……」(ナルト)

「お前達人柱力は尾獣を取り付けさせられ
絶望ばかりを見てきた…違うか?
お前達だったらこの絶望を…
少しは理解できるだろう」
(トビ)

「…尾獣と一緒に居ることが
不幸せだと勝手に思い込むんじゃねーよ…」
(ナルト)

「……」(九尾)

「……」(キラビ)

それと、ちょっと話が九尾に流れるんだけど、先に八尾とキラビの関係性を再度確認する様な伏線がここにドンピシャに乗っかって来るんです。ナルトがお面の奥のトビの眼を真っすぐに睨みつける。この自信がトビにはない。だから、ナルトの言葉が響くのです。何が嬉しいって、九尾がナルトの言葉に耳を傾けてるところです。ナルトの言葉が九尾に届くのは、ナルトが自分を信じているからです。ナルトの言葉には「力」がある。ナルトの後見人的に寄り添っているキラビがそれを喜ばしく見つめる。僕がナルトの親だったら<ギュギュギュ>っと抱き締めてますよ。何とも立派なオトナになったもんだ。よくぞ!!ここまで成長してくれたと、僕ならば泣いてる。きっとキラビもそんな気もちなんだろうと思います。

ちなみに、ここで留まらないのもナル×ジャンで、九尾がナルトの言葉に耳を貸すのは、九尾チャクラモードでナルトが多重影分身なんかして戦場を駆け巡ったもんだから、その間、九尾はナルトのチャクラをドンドン吸収したんです。これが九尾チャクラモードのリスクなんだけど、多重影分身の数だけナルトと九尾はお互いのチャクラを交換してる訳だ。その所為で九尾はナルトのチャクラの影響を受けてるんです。うちはマダラの口寄せのチャクラを感じた九尾が、あろうことかナルトにチャクラを貸すと切り出したのもそれと無関係じゃないでしょう。あの行の九尾はツンデレ過ぎて萌えましたっけ(笑)。同じようにナルトも九尾の影響を受けている。二人の間が急速に埋まってるんです。それをキラビは感じています。


「てめーにとっちゃあ
価値のねェこの世界でも!
勝手に戦争まで起こしておいて
誰でもねーなんて
そんなんでごまかして
通用すると思ってんのか!!


そんなダッセー面付け変えて
色々な名前語っていくらごまかして
てめーはてめーだコノヤロー!!」(ナルト)

「……頭きた…」(ナルト)

<パン>「ぜってーその面
ひっぺがしてやる!!」
(ナルト)

僕は「ナルト!!よくぞ言った」と手を叩いた!!叩きましたよ!!男はこんな風に怒れないとダメだと、僕は思います。これは喧嘩だから、より強く怒った方が勝つ!!そういうもんです。これまで僕がトビに感じてた胸糞の悪さをナルトは一瞬で吹き飛ばしてしまった…。自分を誰でもないとか誰でもありたくないなんて悲しい事を言う奴はぶっ飛ばせ!!そして、ナルトはトビにすら「アイデンティティ」を与えようともしています。これこそがナルトの凄いところで、ナルトはトビを叱ってるんだな…。かつて「シカマルの考察」で書いたんだけど、怒るのと叱るのは決定的に違うんです。怒るのは感情であって、叱るのは愛情なんです。オトナならば子供は叱らねばなりません。そして、これがナルトの「大人度」です。

ナルトはオトナになった…と心底感じました。僕らは少年がオトナになる過程に立ち会っているのですね。素晴らしいじゃないですか。まるでシカクがシカマルを叱るように、ナルトはトビを叱ってるじゃないですか。もしかしたら、ナルトはトビすら変えてしまうかも知れない。そんな風に期待するくらいナルトは頼もしいです。だから、僕は「ナルト!!よく言った」と思ったんです。ま…ここまで11年もかかりましたから決して速くないですけど(笑)。物語は12歳~17歳だっけ…だけど、こんなに真剣に余所の子の成長を見れるなんて、自分の子よりもしっかり見てるんじゃないですか?お父様。お母様(笑)。ナルトはもう大丈夫。どんな苦難も乗り越えられますって!!きっとサスケだって何とかしちゃいますって!!


「まずはオレが行く!!
ウィイイイイイイイイイイ―」
(キラビ)

「………」(トビ)

「……この面をはがすには…

骨が折れるぞ」<ズズズズズ>(トビ)

第564話「誰でもない男」(テイルズ六道編)でも書いたけど、テイルズ六道の「一本目」の「尾」のディテールが気になって気になって…(笑)。こりゃ外道魔像から尾獣のオリジナルチャクラを引っぱって来てるとしか思えん。これにトビの「六道の力」がどれ程のものかが打倒・テイルズ六道の難易度を決定するでしょう。ここでナルトのしっかりとした成長に気を良くするキラビが先ずは切り込み隊長と思われ…本人は相当やる気になってます…今まで三味線を弾いてた分、本気出してくれると思います。ナルトも九尾チャクラモード全開で、戦場の各所に鏤めた影分身を解除してチャクラを還元する筈。影分身単体=影クラスですから、フルスペックの九尾チャクラモードはガチで凄いと思います。

ただ、ナルトが九尾チャクラモードで禁断の多重影分身をしてしまったので、影分身を解いてチャクラや経験値だけでなく疲労もフィードバックされるのは恐いです。我愛羅も心配してたけど、尾獣チャクラが無害な訳は無いし、ナルトはちょっと頑張り過ぎですかね。僕の分析だとトビが有利。せめてテイルズ六道だけでも何とかして貰いたいんだけど、イタチはKFB(カブトフルボッコ)要員で当分出て来ませんし、ナルキラの増援に誰か来てくれないかな。ケルベロスは甘えん坊なのでいつも増援に期待しちゃうけど、ここはキラビとナルトのもうひと頑張りに懸けますか。ややツンデレ傾向にある九尾が鍵を握ってると、僕は思うんですね。ナルトの男前の一言が二人の距離を一気に縮めましたから。


「―イイ……ィ!?」(キラビ)

「…!!」(ナルト)

「八尾…九尾…
オレはお前らを手に入れて…

月の眼を手に入れる!!」(トビ)

トビは全ての尾獣を手に入れて十尾を復活させ、「六道の力」を利用して十尾の人柱力になる。そして大幻術・無限月読を発動して世界を夢の中に落とし統治しようとしてる…その計画がうちはマダラとトビの間で練られたと思うんだけど、現世に肉を授かってるトビが主導権を握ってる筈なんです。また、トビはカブトが穢土転生でマダラを召還できる事実を知りながら放置してまして、「六道の力」を有しながら(一応、そう言ってる)マダラを外道・輪廻天生の術で復活させる事もなく、ナルトとキラビを一直線に取りにきました。これって、この戦争の勝敗を自分で決しようとしてるって事で、マダラの穢土転生なんて二の次、三の次とも感じられます。その態度にトビの本心があると、僕は思うんです。

詳しくは、今書いてる「うちはの石碑」(結)に納めようと思うんで、そこでシコシコと書かせて頂きますが、トビとマダラの温度差に勘付いてるカブトがマダラを唆(そそのか)して、トビの計画に介入してくる可能性があると思います。しかし、これまでのカブトの所行を観察すると、とてもカブト単独の犯行とは思えんのです。何かこうカブトの後ろに誰かいて手引きしてるみたいな…ちょっと悪のりした感もありますが…「元…”暁”のメンバー」(ep515補足)でも読んで頂きまして、カブトが穢土転生で呼ばなかった忍をもう一度考えるのって面白いんではないかと思います。今週は忙しくて書けるかどうか微妙だけど、期待せずに待っててください。今しか書けないお話だとも思うんで、羽を毟(むし)ろうかと…思いまする。

書きっ放しにつき乱文乱筆、誤字脱字…ご免!!



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