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第571話「尾獣モード!!」③

 
<スッ>(ナルト)

<ズン><ズン><ズン><ズン>(テイルズ)

<ズズズ>

「ナルト
ついにやったのか!?尾獣化!?」
(キラビ)

(九尾のやつ…)(八尾)

キラビはナルトに、八尾は九尾に…それぞれがそれぞれの境遇とか経験を重ねて見守っていたんですね。やはり、この雰囲気から察すると、「九尾のコントロール」で九尾からチャクラだけを奪い完成させた「九尾チャクラモード」とは人柱力と尾獣の対決の真の出発点だったのでしょう。きっと「ここから先は若いお二人で…」<イヒヒ…>と変な笑いを浮かべてお座敷を離れるお見合い婆さんみたいな心境だったんじゃないでしょうか。そして、ナルトと九尾・九喇嘛はホントに一線を越えちゃった(汗)。ナルトと九喇嘛の初めての共同作業こそ「尾獣モード」でありまして、宛(さなが)ら結婚式の「ケーキ入刀」みたいなもの。それを目の当たりにする親(代わりの心境)ならばそれこその胸熱は当たり前なのです。


「何だコレは!?」(ガイ)

「九尾のチャクラの中か!?」(カカシ)

一方、カカシとガイ。さっきまでチャクラ切れ必死の神威連発とか、死に至る八門遁甲・死門を開く決意までしたてた二人がはとバスの観光ツアーみたいにキョロキョロしています(笑)。恐らくナルトが木ノ葉を潰したペインを打ち破り、木ノ葉の英雄となった辺りでナルトは二人の手を離れ、二人もナルトを手放した…つまり上手く母子分離が成り、ナルトが人柱力として真の覚醒を果たした現状をリアルに受け容れられないで居るのではないかと思います。そもそも九尾なんてカカシにしてみれば大好きな先生(ミナト)を奪った忌まわしき存在だし、ガイだって「九尾事件」は経験してる筈だから、その九尾がこんな風に人柱力・ナルトと共闘して自分達を守る「力」を発揮するようになるとは想像だにしないことでしょう。

キラビや八尾はそれに期待し、カカシやガイはそれを想像すらできなかった…その差異が絶妙に描かれています。これはもうステージの違いであって、カカシやガイはそれ以前に大きな役割を分担しており、それを立派に果たしています。ナルトのファンダメンタルを作った功績は賞賛に値するでしょう。そしてキラビや八尾はカカシやガイが整えたものを土台にその才能を開花させたのです。しかし、キラビと八尾が未だに探り探り喜んでいる風に見えるのは、ナルトの「尾獣モード」が一気に自分らの境地や想像を超えてしまったからではないかと思います。ま…それはこれまでダラダラと説明してきた「八卦の封印式」の特殊性だったり、「ナルトの鍵」の所為だったりするんだけど、もっと大きなものが関係してる可能性があります。

それは「尾獣モード」のナルトの首にぶら下がってる「六道の勾玉」であります。「九尾のコントロール」におきまして、九尾は「八卦の封印式」の施錠と同期して「六道」がそれに加担してる事実に言及しました。その後も九尾から奪ったチャクラを「六道の鳥居」が貯蔵・管理していた描写もあり、ナルト自身は全く意識していないものの「九尾のコントロール」に関して「六道」が関与していたのは紛れもない事実でありましょう。ナルトが全く意識していないのは「六道」に対する違和感がなかったからで、それには「千手柱間→波風ミナト」の未だ明かされない秘密が忍んでいる様に思います。ちなみに、ナルトの首の「六道の勾玉」「柱間の首飾り」から譲渡された霊器とするのがナル×ジャンの見解ね(笑)。


<ボン>(ナルト)

「!」(カカシ)

「まず全員の杭の位置を確かめんぜ!!」(ナルト)

(言っとくが
ゆっくりとはしてらんねーぞ
初めての尾獣化で
リンクは完璧じゃねェ…
これの持続時間は…

五分とみとけ!!)(九喇嘛)

<ザッ>「十分!!」(ナルト)

はとバスツアーのカカシとガイは既にそっちのけでナルトは影分身を出して「魔像の杭」のスキャン作業に入ります。後述されますが、ナルトはこの影分身で「仙人モード」に入りその探知能力をもって「魔像の杭」を探す訳です。動くなの戦術チャクラを練るのは「尾獣モード」の九尾の防壁は最高のシェルターだと言えそうです。同乗するカカシやガイの様子を観察しても窮屈だったり苦しそうでもないので、きっとナルトの優しく暖かいチャクラが九尾の荒々しく豪快なチャクラを緩和してるんじゃないでしょうか。それに現状、九尾の悪意というのもが、眼前のテイルズ打破に向かう戦意に昇華されてまして、内在する異物に対しての侵蝕等の心配も皆無でしょう。その心配がないからナルトは「ナルトの鍵」を接続したんですよね。

それでナルトの「尾獣モード」における新コスですが、いきなり「半天」みたいのを羽織ってますよね。これは「九尾チャクラモード」の外にもう一枚の「尾獣モード」を被った結果でありまして…何やら鰤の「卍解」みたいですが…恐らく「火影の半天」のオマージュも含めて、「尾獣モード」「九喇嘛の鎧」を展開するイメージが作り出したものだと思います。基本、「尾獣モード」におきまして、ナルトと九喇嘛はそれぞれ独立しています。九喇嘛に至っては本体はやはり「八卦の封印式」の中に留まっており、静かに伏せてひたすらチャクラを練っています。「言っとくがゆっくりとは」とナルトに語りかけるカットがその証拠です。九喇嘛はセッセとチャクラを練りナルトの経絡系に供給しまくってるのです。

「八卦の封印式」の解錠と「ナルトの鍵」の常時接続が「尾獣モード」の絶対条件であり、九喇嘛が与えるチャクラが「有毒」ならば「尾獣モード」なんて不成立でして、そのハードルをクリアする為に「九尾チャクラモード」での双方のチャクラの平均化が必要だった訳です。それらの苦難を乗り越えて「尾獣モード」は結実したのです。本体ナルト→ナルトの半天→九尾の鎧(大外の九尾のイメージ)のそれぞれに「九尾チャクラモード」に浮き上がる文様がそれぞれに反映されているのは九喇嘛の言う「リンク」に成っているんだと思います。つまり、この文様の展開は九喇嘛の協力があったって事です。これは恐らく、「ナルトの鍵」を含む「八卦の封印式」を九喇嘛が受け容れた結果であると思われます。

そして、外殻の「九喇嘛の鎧」に同期する形で羽織られた「九喇嘛の半天」ですが、それに反転した「六道の勾玉」が浮き上がっています。その描写に「六道」「尾獣モード」を背面から関与しているフシがあると、僕は考えています。「六道の勾玉」はナルトが意識しないで使いこなしているという点で、ナルトの才能とも考えられるもので、やはりそこには「血」或いは「系譜」という先天的な設定が必要で「千手柱間→波風ミナト」に血縁を含む濃ゆい関係性が必要に思えます。そして、その先には「六道→千手柱間」の秘密に繋がっている筈です(←しつこい)。もしかしたらキラビや八尾が探り探り喜ぶのは彼らに「六道」に対する認識がないからではないでしょうか。それ程ナルトの「尾獣モード」は突き抜けているのです。


<バッ>(尾獣モード)

「人数多い分
孫の時よりもっと手荒くなっけど
ガマンしてくれってばよ!!)
(ナルト)

不動産屋さんの広告コントで、「駅から十分」を駅から「じゅうぶん」「じっぷん」と読むのがありましたが、ナルトと九喇嘛の小気味良いやり取りにそれを思い出して<クスッ>となってしまいました(笑)。ナルトはトビが扱う「六道」である「魔像の杭」を抜いて蹂躙される尾獣を一時的にでも救いたいと思ってるんですね。今は操られ仕方なく戦うテイルズですが、ナルトの想いはきっとテイルズの各尾獣に届く事でしょう。だって、尾獣にも「心」があるから。ナルトの行いこそ「気は心」であり、ちょっとした「気」を理解しても貰えるだけで「心」は満足できるのです。その証拠は九尾・九喇嘛がその身をもって示しているではないですか。ナルトは九喇嘛の生涯で初めて自分を認め理解してくれた人間なのです。

「九尾のコントロール」で零した「六道の…」の悲鳴から察すれば六道仙人とも九喇嘛は面識があるしょう。同時に六道仙人とはその「力」で押さえつけられた経験があろうとも思われます。きっとその経験が人への不信感を抱かせたのでしょう。しかし、それら全てをナルトは払拭した訳です。誰だって自分を理解してもらいたいと思っています。自分はここに居るよ!!そう叫びながら僕らはこの世界に浮かんでいるのです。それが「個」であり、決して他者と解け合ったりはしないです。しかし、ふとした事で人は人と繋がれる。その為に「心」が備わっているのだと、僕は思います。誰かが誰かを大切に想う。守りたいと思う。何かをしたいと願う。人は…それを「愛」と呼ぶんじゃないでしょうか。

九喇嘛はナルトを愛してるんだと、僕は思う。ナルトは自分を初めて理解してくれた人だから。だから、九喇嘛はナルトとリンクを張って協力してるんです。それは尾獣の王たるプライドすら陳腐化させる程、大きな「力」でした。八尾が見せる戸惑いとは凡そ「そこまで九喇嘛が…」とする見立てに拠るものでしょう(笑)。そして、ナルトの理解力はテイルズに迸ります。それを「心」あるものが見逃す筈はなく、トビが行う「心なさ」との対比はより一層鮮明になるでしょう。そのコントラストの終点とは尾獣の結集なんではないかと、何やら背筋がゾクゾクするような展開が…(成十説)。しかし、兄系ってどうしてここまで「心」に無関心なんでしょうか…その癖、「理解されないオーラ」は垂れ流すのにね…。

僕もダラダラと垂れ流してスミマセン(笑)。続きまーす!!


 

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