スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第572話「九つの名前」②

 
「待ってたぜ…」(やぐら)

「…?」(ナルト)

「これって孫の時と…」(ナルト)

「やはり今回はこの階層まで入って来れたか…
四尾の言った通りだね」(二位ユギト)

「四尾の時とは違う場所だ」(九喇嘛)

「?」(ナルト)

「ワシとカンペキにリンクした分
さらに尾獣達の深層心理の奥深くに
入り込めたってことだ

見ろ!ここには人柱力も居る

それに四尾はチャクラの鎖で
縛られてたしな」(九喇嘛)

「よく分かんねーけど…
とにかく皆居るし鎖もねーし…
前より落ち着く!」(ナルト)

「ここはあの面ヤローも
入ってこれねェ…」
(九喇嘛)

「九喇嘛の鎧」のアシストで「魔像の杭」を分身ナルトが掴んだ瞬間、ナルトは酷く静かな空間に迷い込みます。そこには今まさに戦っている…というか…ナルトが何とかして救おうとしているテイルズが集っていました。真ん中の三尾の頭の上に座るやぐらがナルトを迎えます。その待ち構えていた雰囲気からすれば、想定通りの邂逅といったところでしょう。ナルトは孫と相まみえた感じと似たモノを感じているようです。次に口を開くのが二位ユギトで、それに拠ってテイルズの既知に四尾・孫悟空が関係している事が解ります。何だかとても静かで落ち着きます。それは一瞬、さっき爆発した超大玉の尾獣玉を忘れてしまう程に…。ちょっとホッカリした気分に浸ってると、ここには九尾も居るじゃない(笑)。

九尾の存在がこの不思議な空間の謎を解き明かすどデカいヒントであります。すぐ後に尾獣と六道仙人の関わりがさり気なく明かされまして、そこでこの正常な空間が何なのかが解ります。それと二位ユギトの「階層」という言葉もヒントで、四尾が「魔像の鎖」「魔像の碇」に囚われた光景と違和感。それを即座に「落ち着く」と判定するナルトの直感力。理屈じゃ説明できなくてモヤモヤしてる気分をナルトが言い感じに表現してくれるのが一緒に居る人には気持ちが良いのだと思います。九喇嘛が示す多弁などはナルトにハマっちゃってるサインですね。この後、九喇嘛はもっとダイナミックに内面を曝(さら)け出します。それは九喇嘛が九喇嘛らしく居られるからで、それはナルトがナルトらしく居るからなのね。

ナルトは一緒に居る人を良い気分にさせる天才なんでしょう。サスケはそうなってはいけないと思う人…だって闇に沈む事で強化される系譜なので…なのでナルトから離れるしかなかったんだけど、ここでこんなの来たらいいなとか、今これで一発あれば…と思うところで必ず望み通りを実現しちゃうナルトって、リアルだと読売ジャイアンツの長嶋茂雄さんしか居ないよな…と、僕は思っています。何たって「元祖・持ってる人」ですから(笑)。そして、そんなナルトが九喇嘛から引き出した「ここはあの面ヤローも入ってこれねェ…」なんか、九喇嘛喋り杉(笑)。「あの面ヤロー」ってトビの事なんだけど、微妙に外道魔像も含んでるんですよ。だから、「魔像の鎖」がここにはない訳だ。

「よく来てくれたな
人柱力と尾獣を代表して感謝する
会いたかったよ
うずまきナルト!実は…」(やぐら)

「うっ…オレよりもチビでガキで
弱そうなのに………
人柱力として
ガンバってきたんだろうな…お前…
それなのに…それだというのに
もうおなくなりになってると思うと
……あまりにも…
おいしいラーメンの味も…
女の子とのキスの味も知らずして…!!」
(ナルト)

ちょっとお話から逸れちゃって申し訳ないですが、ナルトの一面について語らせてください。僕は『NARUTO -ナルト-』の監視者として4年くらいですかね…こんな僕だけどそこそこ頑張って続けてるんですが、もしかしたら…なんだけど、ナルトって”AD/HD(注意欠陥/多動性障害)”じゃないですかね。宇宙人みたいだし、人の話を聞いてないとよく言われそうだし、実際あまり聞いてないし、真面目がつけなかったり、よく誰かを怒らせるし…(笑)。今回もやぐらの話の結末を待たずして自分で答だしちゃって、九喇嘛の横槍で注意が他に向いてしまう。ザックリ説明すると「発達障害」の一種なんですけど、確か脳科学的には脳の中の連絡が芳しくなくて脳の開発や発達が均等でないらしいです。

自分のお子さんが「発達障害」と診断されて嬉しい親御さんは居ないと思いますけど、日本って物凄く特殊なんでそれを「障害」と区別しちゃうだけど、外国なんかだと状況はかなり違うそうです。日本は何でも「平均的」が好きなお国柄で、能力も満遍なく開発されないと評価されません。いろんな能力があって、その一つが突出して優れていても、他が水準に達しないと許されない変な厳格さがあるんだと思います。例えば発明王のエジソンが”AD/HD”だったのは有名な話です。要はそれを「障害」と認識するか?「個性」として取り上げるかのちょっとした違いなんだと、僕は思うんです。自来也やカカシはナルトを理解しようと必死に食らいつきましたよね。ナルトの「型破り」「個性」として受け止めたんです。

僕はナルトを見出した先生達…イルカ、カカシ、ガイ、ヤマト、自来也、綱手…木ノ葉の指導者達に敬意を表したい気持ちです。子供の一生って、幼い頃にどんな良い出会いを経験できるかで天と地の差があると思うんです。特に先生。その子の「個性」をしっかりと見出して、それを伸ばす知恵がある先生と出会えた子供はきっと幸せになると思うんです。子供の出来ない部分を「障害」と切り捨てるのではなく、光る部分を見つけ出し、それを「個性」と受け止められる見識が先生には大切なんじゃないでしょうか。今や「木ノ葉の英雄」になったナルトも元はと言えば「いたずらっ子」の「落ちこぼれ」だったんですよね。それがこんなに立派に成長できた。それはナルトを取り巻く「環境」のお陰であります。

子供は無防備で無知な生き物であります。それは「未発達」なのであって「阿呆」ではありません。だからこそ酸いも甘いも噛み分けたオトナが導く必要があるのです。思い出してください。落ちこぼれの筈のナルトが遥かに格上のミズキをコテンパンにのしてしまった第一話を。奇しくもその時、ナルトが会得した「多重影分身の術」(禁術ですよ…禁術)はナルトの十八番(おはこ)となり、それ以来、今日までの永きに渡りナルトを支え続けています。それを為し得たのはナルトに封印された「九尾」だったんだけど、イルカはそれを「許す」ことでナルトを守り…立たせました(「イルカの『涙』の成分」参照)。それが何を意味するのか…この機会にもう一度考えてみて欲しいと、僕は思っています。

「おい…!お前も女の子との
キスの味は知らねーだろ!

それどころか
昔サスケとキスしちまってんだろ
お前!」(九喇嘛)

「オレは元四代目水影だし!
実際えらかったし!!
大人だしィ!!!」(やぐら)

「ンなもん思い出させんな!!!
ブォェェ~!!ヴェコッ!!
ヴェコッ!!……」<ピク><ピク>(ナルト)

「いや…えずきすぎだし!!
そのサスケってのと何味だったんだよ!!?
てか話しかけたのはオレの方だろ!!
ったく四尾が言った通り
話聞かねー奴だな!!」
(やぐら)

「!
四尾って……じゃあここに
孫もいたのか!?」<うっぷ>(ナルト)

(やっとか……)「そうだ…」(やぐら)

「…ってことは
あのヒゲのじいちゃんも…」(ナルト)

「そうっす!」(フウ)

やぐらは元水影なのは知ってたけど「大人」だったのは驚きです。現水影のメイちゃんがショタコンでやぐらを狙ってたと思ってたんだけど、めちゃめちゃ若く見えるオッチャンだったんですね(笑)。ま…そんなちっちぇー疑問は横っちょに置いときまして、いきなり与太話をおっ始める九喇嘛って、ナルトにデレデレ過ぎて堪りません。しかも、サスケとナルトのファーストキッスなんて、懐かし過ぎて涙が出ちゃう!!(笑)やぐらが取り乱して「何味」に拘るのもイミフで可愛いけど、九喇嘛はしっかりと見てたんですね。家政婦みたいに…(笑)。僕はオッチャンなので赤ちゃんだった子が成人式を迎えたのを知って顎が外れそうに良くなります(笑)。赤ちゃんだった子がお母さんになって赤ちゃん抱いてるのもある。

その全てで感じるのはその子らに感じる「可愛い」と感じる気持ちです。あんなに小さな赤ちゃんが、こんなに大きく立派になって、ちゃんと挨拶できたり、車を運転してたり…特に何かを教えたり導いた訳じゃないけど、赤ちゃんの頃から知ってる子は無条件で「可愛い」。僕がお腹を痛めて生んだ子でもないし、ましてや生ませた子でもありませんが、無性に「可愛い」と思う。それは何故!?(笑)…理由なんかないですよ。「可愛い」ものは「可愛い」の。きっと、九喇嘛も同じだと思うんです。九喇嘛はナルトが生まれて直ぐにナルトの中に収められましたから、九喇嘛とナルトの付き合いってナルトの年齢とイコールなんです。赤ちゃんが這って立って歩いて…笑って泣いて…時を重ねて行く。

その煌(きら)めくような月日が愛しくない訳ないじゃない。九喇嘛はナルトのこれまでを一番間近で見て来たんです。何故、九尾がナルトの「臍の緒」「八卦封印」されたかと言うと、そりゃもう「デベソ」(ある風俗の舞台設備をしてこう言います)にかぶりついてナルトを見る為に極まっています(笑)。僕が九喇嘛だったら、もうボロボロに泣いてますもの。あの時、赤ちゃんだった子が、立派な青年になって、木ノ葉の英雄にまでなって、更には世界の命運まで握ってる。ナルトはワシが育てた!!とまで、僕ならば言ってしまいます(笑)。そして、九喇嘛がナルトの傍でにやけて昔話する仕草なんて、もうガチです。間違いない。疑う余地などありません。九喇嘛は僕と同じ気持ちです<キリッ>

九喇嘛はナルトが大好き!!………続きまーす!!

 

第572話「九つの名前」③ | BLOG TOP | 第572話「九つの名前」①

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。