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第573話「輝きへと続く道」④

 
「本部より伝達…!!」(いのいち)

「!!」<ザザザザザ>(増援部隊)

「増援ポイントにて状況優勢!
つまり―

うずまきナルトが踏ん張ってくれてる!!」(いのいち)

<パシャ><パシャ>(増援部隊)

「オレ達連合が守るべきナルトとビー殿が!
前線で強い想いを持って戦ってくれてる!!

カカシもガイも同じくだ!!

そして連合の皆も
その強い想いに加わってくれた…!!

その皆の強い想いが………」(いのいち)

<ポタタ>(いのいち)

「この戦争の勝利への予言だ!!」<ツー…>(いのいち)

いのいちの伝達ですが、これはもう想像の世界なんですよ。だってカカシもガイも頑張ってるんですから…(笑)。そもそも作戦本部って、感知班が<ポワワン>とした球体から感じられるチャクラで戦場の全体像をシカクに伝えて、それをシカクが吟味して総合的な判断を下してて、映像というよりはチャクラの気配みたいなものからザックリと推察してる筈なんです。シカクにはカカシとガイの情報が先入観という形でありまして、ザックリした情報にそれが分配されて、カカガイの力量からすれば相当な働きをしてると考えるのが妥当です。だから、どう考えてもはとバスツアーのオバチャンみたいな二人は想像できないのです(笑)。シカク→いのいちで伝言ゲームしてるので尾ひれ背びれも増えます罠。

僕らは物語を俯瞰してるので、ナルトの完全覚醒した”尾獣モード”がめっちゃ凄い!!ってのが見えるんだけど、シカクが今手元にある情報からは、ここまでナルトがやる!!ってのまでは解りっこないです。その機微はトビとちょっと似てまして、トビがナルトを理解する事を諦め、なかった事にしようとしたのは、予め想像される一線をナルトが完璧に超えちゃったからだと思います。ちょっと事情がありまして<ボワ~ァッ>としか書けませんが、トビは「ある想定」に準拠してこの戦争と関わっていまして、それにも一定の目的というものがございます。しかし、トビが欲する目的と、「ある想定」をトビに吹き込んだ張本人のそれがピタリと一致するかは保障の限りではないと、取り敢えず受け入れてください。

シカクの頭脳を持ってすれば、カカシやガイ、キラビといった既成の戦力と、シカクが認識するナルトの力量を加味すれば、四人でお面のマダラ=トビを押すのは善戦だ!!という事になる訳です。奇しくもトビが与えられた情報もそれに相当してる…逆に言うと、トビはそれ程、平凡な想定でこの戦に望んでる訳です。だから、その想定にないナルトの”尾獣モード”に違和感を隠せないのです。シカク→いのいちのラインである程度尾ひれ背びれ=脚色はあるものの、戦場を一括りに評価した結果であって、そもそも<ポワワン>とした認識が大元なんだから仕方ない(笑)。でも、いのいちの鼻血にこんな僕でも多少は揺さぶられたのは、不純極まりないトビとは違う純粋さが感じられたからでしょう。

感知班も、シカクも、いのいちも…戦場の四人に震えてるんだと思います。それは単にチャクラのデカさからの評価であったのかも知れない。尾獣の人間離れしたチャクラが暴れてるんだから当たり前と言えば当たり前なんだけど、でも「踏ん張ってる!!」事に変わりはないですよね。いのいちはそれを純粋に連合軍の増援部隊に伝えたかったんだと思います。それは取りも直さず「トビが無かった事にしようとした力」でありまして、よくよく考えてみれば正と負で両極端ではありますが、絶対値としては等しいのです。トビはそれを正視せず吐き捨て、いのいちは自分の命と引き換える様にナルトとキラビを助けようと走る増援部隊に届けられました。いのいちは一生懸命、このメッセージを伝えたのです。

「…………」(シカク)

「ハッ!!ゼェ!ハァ…」(いのいち)

<ハァ><ゼェ><ハァ>「やっぱ…口ベタだな…オレは…
結局20秒も…かかっちまった…」<ハァ><ハァ>(いのいち)

「…隊長…」()

「…ああ…」(それが…
お前の想いの強さだ)(シカク)

「すまねェ」<ハァ><ハァ>(いのいち)

僕は、トビは詰まらない奴だな…と悲しくなっていました。面白くない奴だなとも思っていました。決して悪い奴だとか、間違った事をしてるとは思ってはいないです。『NARUTO -ナルト-』「善悪」で判断できない作品だと思うんですね。リアルの世界だって「善悪」というのは相対的な概念であって絶対的な価値ではありません。それが「善」と思う人にとって、そうじゃないと思う人には「悪」ですから。それを均そうとするのが「月の眼計画」なんですが、僕は馬鹿げてると思うけれど、きっとそうじゃない人だっていると思うんです。寧ろ居て良い…否…居てくださいと(笑)。でも、いのいちと、それを労うシカクと、ナルトを無かった事にしようとしてるトビはかくも違うと、僕は訴えたいのよ。

いのいちの一生懸命は皆さんにも届いたと思います。それは鼻血を流したとか、<ゼェ><ハァ>と咽(む)せてるとか関係なく、気持ちっつーのは何故かしら人に通じると思うんです。それが語気に乗るのか、語調に乗るのか、上手く説明できないけど、人の本気は何故だか通じるものです。いのいちは増援部隊の脳内に直接語りかけてるんですよね。それでもその気持ちは必ず通じると思うんです。シカクはいのいちの男気に賭け、いのいちは見事にそれをやってのけた。実は僕がこうして書き続けるのもそれを示したいから…だというのはカッコ良過ぎますかね(汗)。そこまではいかなくても、「今大切なことだ!」ッつーのを何となく感じて貰えると嬉しいです。「虐殺前夜」とか…そんな気持ちだったな…(遠い目)。

僕はナルトが孫を助けようとして「魔像の杭」を抜いたけど結局は外道魔像の管理下を脱せず呆気なく飲み込まれた後も、懲りずにテイルズを救おうとしたナルトの行いを「気は心」と賞賛しました。ほんの小さな気持ちでも受け取ってもらえるなら、心が満足するという粋な言の葉なんだけれど、ナルトの気持ちが届いたからこそ、テイルズは「名前」と「チャクラ」をナルトに託したんですよね。それはナルトの「気は心」に対するテイルズの「気は心」だったんだと、僕は思っています。同じ様にいのいちの「気は心」はきっと増援部隊の皆に届くと信じています。いのいちはその言葉通り「勝利への予言」を増援部隊に届けたのです。それとトビが信じる「ある想定」とのコントラストは極めて鮮明です。

その先にこの戦争の「意味」がある…のよ。

細切れでゴメン。続きまーすッ!!

前戯だと思ってッ!!(←オネエ風)


 

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