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第579話「兄弟、共闘!!」③

 
「さぁ…そうなると気になるのは
もう一人の君のお仲間だけど…
イヤ…もう仲前ではないのかな…?」(カブト)

「…………」(サスケ)

「とにかくあの三人を
選んだ君はお目が高いよ…」
(カブト)

「……?」(サスケ)

「この忍世界で才能の無い者は
存在すら否定されるけど…
才能が無いなら無いである所から
奪い己に付け足していけばいい…」(カブト)

他者の能力を奪って自分に付け足す…これってトビの考え方ですよね。トビパッチワークな現状を鑑(かんが)みると「誰でもない男」と自分で言ってしまう程にアイデンティティ混乱がありました。混乱というよりは余りにも多くの要素を自分に詰め込んでしまったが為にアイデンティティ希釈されたと考えるのが妥当かも知れません。カブトも同じように水月香燐重吾という異能を取り込んで行ったん結果、トビと非常に似た「誰でもない男」が出来上がっています(笑)。この考え方は最終的には「六道仙人」の再生に行き着くもので、兄系の永遠の万華鏡写輪眼柱間の細胞を付加すれば「六道」の一丁上がりで、それがまんまと穢土転生のうちはマダラで実証されています。

カカシも兄系の瞳力たる(眼軸を含む)写輪眼を取り込んだ訳ですが、瞳力に適合する肉体を持たない為、写輪眼の反動に苦しんでいます。ダンゾウの例を見ても、カカシ柱間の細胞を載せれば解決すると思うんですが、柱間の細胞の攻撃性に対する耐性が必要になり、実験過程にあったダンゾウも「出来損ない」の評価が下る不安定な存在でしたし、柱間の細胞の完全なる制御はカブト大蛇丸での臨床を経てやっとこさ実用化に漕ぎ着けたところで今のところ一般的ではありません。その意味でカブトは輪廻眼、或いはその一歩手前の永遠の万華鏡写輪眼を手に入れさえすれば「六道」たり得る訳で、それがカブトが戦争協力の見返りとしてうちはの若き肉体…サスケを欲しがる理由なのでしょう。

水月・香燐・重吾"蛇"に勧誘したのはサスケでしたが、それが奇しくもカブトの能力の取り込みとダブる結果になったのは、それ程、件の三人の能力が突出していたのでしょう。大蛇丸カブトが目指したモノが「全ての真理」とするなら、「六道の力」に考えが及ぶのは自然でありまして、で…あるならば、万華鏡写輪眼ですらないサスケなど対象外であり、大蛇丸が性急にサスケを欲するのには些か違和感が在りました。寧ろ、サスケイタチの屍の上に立ち、永遠の万華鏡写輪眼を開くまで泳がせるのが自然で、その間、サスケの身の保障に見張りを付けるもの合理性があります。その役目を賢いサスケが目を付けそうな忍に分担させて待ち構えるのはアリだよな…と、僕は水月を疑っています。

香燐は単にサスケが好きな女の子だし、サスケのピンチを救える脅威の回復能力の持ち主で、サスケが死なない為の保険としても意義があります。また、優秀な感知系能力も合わせ持ち、小隊の危機管理上有為でしょう。また、重吾君麻呂の生まれ変わりにも思えるサスケに多大な思い入れがあり、水月を絶えず警戒している雰囲気があります。それに呪印暴走の危険性が付きまとい、能力者としては不安定です。後述がありますが、カブト重吾の呪印自体はそれ程重視していないところがあって、サスケ「天の呪印」を与えた時点で用済みだった可能性もあります。一部、”鷹”の雲隠れでのキラビとの悶着で重吾の細胞サスケに供与された描写は非常に興味深いです。

「…どうやら重吾の能力も持っているようだな…
大蛇丸から呪印をくらってたか?」(サスケ)

「違う…あんなものは
ただの付け焼き刃
その力だけは己の体に修めた…
龍地洞でね」<ズズズ…>(カブト)

「龍地洞だと!?
まさか…!」(イタチ)

「そう見つけたのさ…!
妙木山…湿骨林と並び伝えられる
伝承のその場所を!
大蛇丸様だけじゃない
このボクも行きつき―」<ズリュリュ>(カブト)

「!?」(サスケ)

「白蛇仙人の元で修行し身に付けた!
ついに大蛇丸様越えたんだよ
このボクが!」<ズリュ>(カブト)

僕は『NARUTO -ナルト-』の兄系と弟系の諍いに対する「三忍の介入」を微妙に疑ってるところがありまして、特に自来也は未だに主犯格クラス…つまり、ラスボスじゃーねーの!?ってくらいに疑っています。そもそも、雨隠れ潜入戦でペイン六道の正体に気付き、瓢箪蝦蟇の結界内で、初代畜生道の検体を確保しつつ、ペインからの離脱が可能だったのにノコノコとペインの前に姿を現し殺されてしまった行には未だに疑問があります。そして、ここで大蛇丸「妙木山」と並び称される「龍地洞」と関係があったと知らされ条件が整って参りました(笑)。これで、綱手カツユ(蛞蝓)と「湿骨林」が繋がってたら鉄板なんですが、「骨」が微妙にかぐや一族の君麻呂っぽくて困りました(笑)。

ナルトが恐ろしく呆気なく「仙術」を修得し”仙人モード”を発揮出来たのは、弟系の「仙人の肉体」を有していたからでしょう。フカサクがナルトに仙術修行を持ち掛けたのもその素養を見込んでのものだったと思われます。その意味で自来也にも「仙人の肉体」が備わっていた可能性が高く、”仙人モード”で微妙に蛙に転んでたのはその不完全さの現れだったのかも知れません。大蛇丸自来也とは違った運命に引き寄せられ「龍地洞」と出逢ったのでしょうが、如何せん「仙術」を修得する才能に恵まれていなかったようです。その為に千手柱間の細胞に注目したのではないかと、僕は考えています。そして、その研究を引き継いだのがカブトで、大蛇丸の臨床実験を踏み台に完成させたのでしょう。

それがカブトの達成感の源であり、カブトアイデンティティを支えているのでしょう。ところで、「湿骨林」がカツユ(蛞蝓)の里であれば、綱手「忍法創造再生・百豪の術」「仙術」の流れを汲んでいて良いかも…とも思えるんですが、綱手が祖父・千手柱間の形質を部分的にしか継承していない点に注目すれば、大蛇丸と同じ理由で「仙術」の修得を断念し、長時間のチャクラの貯蔵と「陰封印」の組み合わせでその不備をカバーしていたと考えられます。それと違ったアプローチで、大蛇丸「不死転生の術」で活路を見出そうとしたのも一応、納得出来ます。大蛇丸の場合は人体の改造に手を出したと言う点で綱手とは大きく違いますが、最後まで柱間の細胞を御し切れなかったようです。

人体の改造で能力の開発を押し進めたのがトビカブトでありまして、カブトが軽視する重吾の呪印ではありますが、サスケもキラビの雷犂熱刀で胸を吹き飛ばされて死にかけた時に重吾から重吾の細胞の供与を受けたのも、意図せずして改造を行ったようなものだと、僕は考えています。重吾がそれによって少年化したのは身体の細胞量が減少したからです。事実、あの後、サスケが雷影(エー)と殺り合った辺りで、サスケは侍達を殺しまくる変節を遂げ、香燐がガクブルに震えるくらいチャクラが重く冷たく変質したのと、サスケに供与された重吾の細胞は無関係ではないでしょう。あの時、サスケも自然エネルギーを取り込んで暴走してた可能性もありますが、隈取りが確認出来てないんで却下です(笑)。

サスケの成長がイタチの想像とリニアではないのはイタチも感じてると思います。サスケの中に在る「憎しみ」を利用したから失敗したと自分の非を認めていますが、それ以外にもトビの介入や重吾との融合も不確定な要素がてんこ盛りです。KFB(カブトフルボッコ)の再会でもサスケが”須佐能呼”を使えるのにイタチは驚いていましたね。今回は「蛇博士」だし(笑)。イタチの記憶もうちはのアジトの史上最大の兄弟喧嘩とうちは虐殺当時と混ざり合っているようで多少の混乱があるように思われます。しかし、イタチ「龍地洞」を知っていたんです。勿論、同時に示された「妙木山」「湿骨林」も。これって何気に凄い提示で、実は「うちはの石碑」とダイレクトに繋がってまして…ザザザッ…ザザッ

続きまーす!!

細切れでごめんなさい。


 

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