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第592話「第三勢力」④

 
「これがカブト…?
なんかキモイね…

この腹から出てるのなんて
まるででっかい…<ピーッ!!>」(水月)

「そいつはもう
放っておけ」
(サスケ)

「生きているな…」(重吾)

場面はカブトの結界のあった洞窟。”鷹”の水月と重吾が合流した直後。水月はカブトの変わり果てた姿に唖然とします。まさかカブトの変身の内訳に鬼灯一族の身体メカニズムが組み込まれているとは知らないでしょう。そして、カブトのお腹から伸びる白蛇はどうしても<ピーッ!!>に見える。もう少し位置は下で、シムケンやカトちゃんのバレエダンサーのコスみたいだと、僕も思ってましたけど(笑)。そして、余りに痛いのでサスケも「放っておけ」と(笑)。これはカブトの「再起フラグ」でもあると思います。そうじゃなきゃイタチが片目を進呈してイザナミにハメた意味がなくなります。ま…お陰でサスケを燻し、大切な一言を遺せた訳ですし、実にイタチらしい情けを感じますね。

しかし、アンコが死なずに生きてて良かった…。そもそも大蛇丸とアンコは一方ならない縁がありまして、ナル×ジャン的には三代目火影・猿飛ヒルゼンが大蛇丸のホモ疑惑を払拭する為に選抜した許嫁でありまして、大蛇丸は兎も角としてアンコはやる気満々でしたから、カブトだって親近感とか他とは違う感情があっても可笑しくありません。だから、アンコからチャクラを取る為だけでアンコを生かしてた訳じゃないでしょう。何はともあれアンコが生きてて良かった。ところで、アンコは大蛇丸の存在を「痛み」として感じる事ができますから、重吾の協力があれば、この後に出て来る大蛇丸の捜索に関する重要な手掛かりになるかと思います。同時に目出たく”鷹”も再結成なのかな。

それと水月がちょっと目障り(笑)。水月はこれまでも妙な動きが数々確認されてまして、例えば大蛇丸の某アジトに囚われた忍を解放する時にサスケを「救世主」と持ち上げてみたり、それを流布するように言い含めたり…。他にももう忘れちゃったけど(笑)いろいろあります。特に五影会談に乱入した行で怪しさ満載でしたっけ(もう忘れちゃったけど)。何より、忍刀を収集する夢がありながら、香燐とサスケを邪魔するなんて下らない理由でサスケに粘着するのが胡散臭くて、それらが重吾のピュアな(悪く言うと天然な)感じとコントラストが甚だしく、如何にも臭い。臭過ぎる。絶えず水月からは大蛇丸の子飼いの臭いが漂っていて、八重歯だらけの口元も決して可愛いと思えない(笑)。

「今さらお前らがオレに何の用だ?
わざわざオレを探してまで」(サスケ)

「うん!
そうそうそれがその…

すごいのアジトで見つけちゃってさ…

えっと…」(水月)

<ザッ>「さっきイタチとお前が
カブトの穢土転生を止めたと言ったな…」(重吾)

「!」(サスケ)

「だがマダラとかいう穢土転生が
止まってないようだぞ」
(重吾)

「!」(サスケ)

「里がどんなに闇や矛盾を抱えていようと
オレは木ノ葉のうちはイタチだ」(穢・イタチ)

「…頼めるのは親友のお前だけだ
この里を…うちはの名を…守ってくれ」(シスイ)

「言ったハズだ
やらなければいけないことがあると」(穢・イタチ)


「…そうか……

止まってないのか…」
(サスケ)

サスケが穢土転生の「うちはマダラ」の存在を知っているのは意外でした。何か提示があったのかしら。見逃してたら誰か教えてください。しかし、賢いサスケなれば、イタチの「やらなければいけないこと」と「うちはマダラ」を容易に関連付けられるんではないかと思います。イタチは長門と長い時間一緒に居ましたし、長門からカブトの結界座標などを提供されていた事実から、穢土転生の中に「うちはマダラ」が存在し、そのチャクラが「全盛期以上=六道仙人」である情報諸々を伝えられていただろうことは、何よりイタチのカブト一直線の使命感と強烈に符合します。そして、未だカブトの穢土転生で呼ばれたうちはマダラが止まっていない事実に何を感ずるサスケ。この「何を!!」という感じ。

サスケは<ムッ>としているんです。イタチと協力して止めたと思っていた穢土転生が完全に止まっていない。増してやそれが「うちはマダラ」などと、サスケには全くもって承服できんのです。それは「うちはイタチ」の名を辱める!!とまで、サスケは思ってるのかも知れません。そのくらい、サスケは<ムッ>としています。この直前、サスケは「イタチの想い」というものを咀嚼していました。それが無軌道なDQNに過ぎなかったサスケに明らかに「方向性・指向性」を帯びさせていた様に、僕は感じています。そして、久方ぶりに再会した”鷹”の水月と重吾か伝えた情報は、サスケを更に「加速」したと思います。物語が躍動するのを感じます。それはサスケが「世界」と繋がった事を意味するでしょう。

サスケは独りきりで生きているつもりだったのだと思います。穢土転生のイタチの薫陶を受けるまでは…。しかし、カブトを出汁にイタチはサスケを燻しに燻しました。サスケがニジマスだったなら、危うく「美味しい薫製」にされるところです(笑)。そうしてサスケは決して独りきりで生きられない自分に気付く訳です。世界と繋がって初めて自分が在る事に気付くのです。そして、その上でそれを感じる自分もあるのだと。有り難いイタチの説法により「アイデンティティ」とは何ぞやをサスケは叩き込まれたのです。刹那ではありましたが、サスケは大いに感化され、悔い改めた結果、サスケの無軌道さが正され「指向性・方向性」が生み出されたのです。そして今、それが「加速」されているのです。

今や、サスケはイタチがやろうとした事を完成させねばならない使命感を帯びていると言っても過言ではないでしょう。それはこれまでイタチを目指し、イタチになろうとしていたサスケではありません。サスケはイタチに託された想いに対する自覚があるのです。イタチはイタチ。サスケはサスケ。その分別の上にサスケは確かに居ます。だから、未だ止まっていない穢土転生が存在する情報に<ムッ>とする訳です。物語が「加速」すると、僕が思うのは、サスケは明らかに穢土転生・うちはマダラを止めようと考えていると思うからです。サスケが漠然と感じた疑問や蟠(わだかま)りが具体性を帯びたということです。もうイタチのに騙されていた頃のお子様・サスケ(の目付き)ではありません。

図らずも、サスケはナルトと同じ方向を向いている…。

続く!!(今日中に何とか仕舞いますので)


 

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