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第593話「復活の大蛇丸」④

 
<スッ…>(重吾)

<ピタッ>(重吾)

<ズチャ>(重吾)


「お前の呪印を封印する」(カカシ)

(封邪法印!!)(カカシ)

(アレの逆…)(サスケ)

(解邪法印!!)<タン>(サスケ)

<ズズズズズズズ>

<ズリュ>

<ズズズ>

<サッ>(水月)


「……まさか…君たちの方から
私を復活させてくれるとはね」
(大蛇丸)

第一部、中忍試験の最中、カカシはサスケの師として、大蛇丸の施した「呪印」を封じる為に、「封邪法印」を行いました。確か、あの時はカカシの血で術式を書いていましたが…。サスケはあれこれと指図しながら幾重にも「印」を結んでチャクラを練ります。サスケは子供ながら写輪眼の術コピー能力を使ってカカシの「封邪法印」を分析していたんだと思われます。そして、それと逆に封印式を回転させて「呪印」を解放させるのが「解邪法印」なのでしょう。カカシの「封邪法印」「天の呪印」の発動を抑制する術式であり、完璧に呪印のチャクラを抑えるのではなく、術式に隙間があってそこから呪印のチャクラが漏れ出しある程度マイルドにサスケに「力」を与えるように組まれていた様に思います。

デイダラ戦でサスケの天の呪印を取り囲む様にカカシの「封邪法印」が残っていましたから、大蛇丸はカカシの残り香ともいえる「封邪法印」をそのままにしているんです。口寄せのタトゥーを掘ったり、潜影蛇手の契約の術式を仕込んだり、散々サスケの身体を弄くり回した大蛇丸がカカシの「封邪法印」放置したのは、カカシの施した術式の出来が良かったからだと思います。カカシが一方的に大蛇丸をしない姿勢といいますか、大蛇丸がサスケに穿った「天の呪印」を無理矢理封じ込めずサスケの為になる様に工夫した術式である事を大蛇丸が認めたのでしょう。それはカカシが「天の呪印」を真っ向から否定しなかったのと同じ理由なのだと思います。ここにはカカシと大蛇丸の共鳴があったと思います。

自来也がナルトと温泉場で出会った時に先ず自来也はナルトの腹の「八卦の封印式」を確認し、ミナトの遺した「親の愛」というものに震えました。次いで、それを狂わせる大蛇丸の「五行封印」の荒さに閉口し即座に「五行解印」しています。第一部の序盤、大蛇丸はナルトには注意を払っておらず、文字通り歯牙にも懸けておりません。そのぞんざいさが術式に現れていて、自来也は内心安心したのかも知れません。親の愛が溢れるような「八卦の封印式」と大蛇丸が悪戯半分で書いた術式とではあからさまに違ったのだと思います。それと全く違う形で、カカシは「天の呪印」に何をか感じ、大蛇丸も「封邪法印」に思うところがあった。そして、両者はお互いを尊重する様に術式を残した訳です。

そこにはサスケに対する「愛」が感じられたのでしょう。事実、「天の呪印」は万華鏡写輪眼を開くまでのサスケの主力でしたし、呪印の暴走は「封邪法印」によって明らかに緩和され、サスケは呪印のチャクラを上手にコントロールし、呪印の部分変化(へんげ)すら実現しており重吾を唸らせましたっけ。それはサスケが大蛇丸とカカシの「愛」に守られた結果なのだと、僕は思います。しかし、当時のサスケはその温かさには到底気付けなかったのでしょう。荒んだサスケの眼にはきっとそれが映りはしなかった筈です。でも、今はどうでしょうか。サスケがカカシの「封邪法印」を分析し、それを逆手にとって封印式を起こせる様になった…。少しはサスケにも当時の二人の想いが伝わったのだろうか。

当たり前の様に自分の周りに満ち溢れているから見えないものがある。少年少女には是非ともそれを感じて貰いたいと、僕は考えながらナル×ジャンで書いております。ぶっちゃけ、少年少女の周囲は「愛」に満たされております。しかし、それが却って息苦しかったり、潤沢過ぎて気付けないでいます。それは空気や水に一般的な人間が感謝できないのと同じ理由でしょう。親御さんが少年少女の安全と幸せを一秒たりとも途切れずに願っているのだから当たり前と言えば当たり前でしょう。ナルトは兎も角、サスケは独りではそれに気付けずにいました。だから、穢土転生のイタチが昇天する前に、「愛している」と言って欲しいと僕は祈りを捧げたのであります。サスケにどうしてもそれだけは伝えて欲しかったから。

誰かにはそれをする誰かが存在する。その当たり前の事実をしっかりと伝えて欲しかったから。それでこそ人と人が繋がっている事が理解できるから。そして、イタチはその大切な一言をしっかりと伝えて逝きました。サスケは自分がイタチにされていた事を知ったのです。そして、これからもずっと自分がされる事を確信するのです。そんなサスケがカカシの「封邪法印」を分析して、カカシの想いに気付かない筈はありません。カカシがサスケをどんな風にしていたかを、サスケは改めて知った筈です。そして、サスケのに対する認識とはサスケのこれからに大いなる可能性を付与する訳で、それがサスケのダイナミックな行動と相まって光を放っております。

もう闇の中を歩く…孤独なサスケではありません。

今週はゆいね。まだまだ続きまーす!!


 

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