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第607話「どうでもいいんだよ」②

 
「のはらリン」

「これ…一応極秘あつかいなんだけど…
ミナト先生のお子さんが生まれるんだってさ……
戦争を知らない世代だよ…
オレ達ももう少し遅くに…

……

オビトにも報告してやらなきゃ…
もう行くよ

リン」(カカシ)

<パシィ><ザッ>(トビ・オビト)

<バサァッ>(トビ・オビト)

(口寄せの術…!)(トビ・オビト)

<ズ>(九尾)



<ズズズン…>(九尾)

<ザッ>(ミナト)

「のはらリン」ちゃんなんだ…。カカシがオビトのお墓に参るのは知っていましたが、リンちゃんのお墓もあったのね。でも、カカシがお参りしたくてもそれがならない理由も同時に解りました。「九尾事件」です。多分、九尾が木ノ葉隠れの里で暴れてリンちゃんのお墓は無くなってしまったのよ。九尾の口寄せは木ノ葉の町中で行ってますが、トビ(オビト)は九尾を使って必ずやリンちゃんのお墓を粉微塵に破壊したのだと、僕は考えています。オビトはカカシがお供えした花を引き抜き投げ散らかしました。オビトはリンちゃんの「死」が忌々しいのだと思います。確かにリンちゃんはオビトの目の前で死にました。実際にオビトはリンちゃんのバイタルも確認したでしょう。彼女はホントに死んでしまったのです。

しかし、オビトはそれを受け止め切れないでいるのでしょう。あれは現実ではない。夢なんだ…と、オビトは思いたかったんではないでしょうか。だから、「うちはマダラ」の持ち掛けた「月の眼計画」”夢の世界”に食い付いたのでしょう。あの一件はだったのだから、今度は違うを見よう。その中でオビトは新しいリンちゃんを拵えようと考えてるんだと思います。リンちゃんはカカシには目もくれずオビト一筋で、どんな時も優しく接してくれる…そんな夢のような夢を、オビトは創り出せる「神」に成ろうとしてるのかも知れません。忍術が存在する世界観において「六道」とは「神」と同義でしょう。写輪眼・陰遁を生来所有し、「うちはマダラ」の直系で「柱間の細胞」にオビトは適合しています。

つまり、現にオビトは「神・六道」になろうとしているのです。グルグルの顔のプロテクトが外れ、「九尾事件」やイタチとの接見に見られた「お面」に変わっていますが、これはオビトとグルグル融合が進み、オビトの脆弱なフィジカルが根本的に強化されたからでしょう。オビトはグルグルと一体化したのです。その結果、オビトの精神もグルグルによって相当の侵蝕を受けた事でしょう。だからこそ、ダンゾウ諸共香燐を串刺しにしたサスケを下衆で卑しい目つきでほくそ笑んだのです。それはオビトが「六道の力」を得、忍術世界における「神」と成る為のバーターでありまして、オビトは「力」の代償として「心」を差し出した訳です。それが鷹たるオビトをトビに貶めた真相でありましょう。

しかし、リンちゃんの墓参で「クシナの出産」を口走ったカカシはマズイと思います。もし、これを察知したトビ(オビト)が出産で封印が弱まる時合を見切り「九尾事件」を思い立ったのなら、カカシはトンでもない大罪を犯した事になるでしょう。若い…というよりはまだ幼いカカシに酷なお話ではありますが、これはカカシの聡明さからすると腑に落ちなくもあります。そのくらいカカシはに戻り、少年・カカシとしてリンちゃんのお墓を参っていたのかも知れません。きっと、リンちゃんとオビトの墓石の前でだけ、カカシは隙だらけになれたんじゃないでしょうか。「お面」で自分を隠してたのはオビトだけじゃなかったんでしょう。カカシも目に見えない「お面」を付けていたんだろうと思います。

完全無欠のカカシが、このくらいの距離で潜み、かつ殺気を垂れ流すように見つめるトビ(オビト)に気付かないなんて!!(汗)。ま…この場合、オビトに融合したグルグル…ほぼ白ゼツ…の土遁系の隠形が絶妙だったとも思えますが、それにしてもだらしない(笑)。そのくらいカカシがフツーに成れる場所だったのだろうと思います。そして、それをトビ(オビト)も狙い情報収集に余念がなかったのでしょう。だから、「カカシ…お前はそうやって簡単に口を開く」(ep594「祖たるもの」)と、トビ(オビト)は吐き捨てたのだと思います。そして、これはカカシの墓参をオビトがちゃんと認識してるというメッセージでもあり、ある種の「感謝」が潜んでいたとも思え、かなり切なくはあります。

そして、トビ(オビト)は「九尾事件」を催し、木ノ葉隠れ蹂躙します。きっと、オビトは行きがけの駄賃にリンちゃんの墓を踏み潰したのです。だから、これまでカカシがリンちゃんのお墓参りをする描写がなかったのだと思います。しかし、自分のお墓は潰せなかった。きっと、それがオビトとカカシを繋ぐ唯一の場所だったからではないかと、僕は思います。オビトはカカシを捨て切れないのです。リンちゃんの「死」を受け容れられないオビトではありますが、カカシは否認できない…。だから、カカシへの恨みがオビトは隠せない。リンちゃんを見殺しにしたカカシがオビトには許せないのです。そして、それがカカシを殺さず、カカシの左眼をそのままにした理由であろうと、僕は考えています。

トビとしてミナトと対峙するオビト…。

万感迫るその胸中を「お面」覆い隠すのです。

ジメジメと続きます…。



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