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第621話「柱間とマダラ」③

 
<パン>(柱間)

「…今までの事を…オレ達の努力を…
無駄にするのかマダラ!!
<ボシュ〜〜〜…>
オレとお前が闘ったところで何も生まれん…
この戦いは…里と忍を傷付けるだけだ!

オレ達の兄弟を…仲間を…
侮辱するだけだぞ!!」(柱間)

「……
お前に…オレの…」
(マダラ)

「…オレはお前を殺したくない…!」(柱間)

「…それはオレをいつでも
殺せるってことか?」
(マダラ)

「違う!!
オレ達は友だと…」
(柱間)

「オレはもう…
届いたのさ!!」
(マダラ)

「グオオオオ」(九尾・須佐能呼)

これは柱間とマダラの最後の闘いとされる「終末の谷の決闘」の回想の筈なので、マダラは弟・イズナの眼を奪って永遠の万華鏡写輪眼を開眼していますが、柱間細胞は未入手の段階で、今回の大戦でカブトが穢土転生で呼んだマダラのように木遁は使えません。しかも花樹界降臨まで穢・マダラが使えたのは全盛期以上にカブトが仕上げちゃったからで、きっと柱間細胞の量がてんこ盛りだったのだと思います。カブトは大蛇丸の研究成果や実験データを継承していまして、完璧に柱間細胞制御できる医療忍術のノウハウを確立できたのだと思います。それに対してマダラのアプローチは医療忍術ではなく瞳力に拠る柱間細胞の支配であり汎用性に欠けていたのではないかと、僕は考えています。

…と言うのは、マダラが残した柱間細胞移植に成功したのはオビト(トビ)だけだからです。勿論、マダラは柱間に負わされた傷を修復する為に自分にも柱間細胞移植していますが、マダラもオビトもどちらも写輪眼の瞳力者であり、おまけに二人は直系の血族であります。それ以外は白ゼツがあるにはあるんですが、あれは柱間細胞のみで構成された人造人間です。穢・扉間が白ゼツを依憑(よりわら)に不屍転生した大蛇丸をして(体のほとんどが兄者の細胞ではないか…)(ep620)と評価していましたから、不屍転生の白蛇に大蛇丸が組み込んだ歴代火影の個人情報物質等々のコレクション以外は柱間細胞であると考えるべきで、白ゼツ柱間細胞のみで構成されていると考えるのが妥当でしょう。

白ゼツが人造人間として成立するのは外道魔像触媒として関与しているからでしょう。また、柱間細胞のみで構成されていれば攻撃する対象が存在しません。マダラやオビトの場合は体の一部分に柱間細胞移植しましたから、当然、柱間細胞侵蝕が懸念されますが、それを写輪眼の瞳力がいい感じにコントロールするから死なずに柱間細胞恩恵に与れるのだと思います。写輪眼の瞳力…即ち「陰遁」による柱間細胞制御であります。そして、マダラやオビトに木遁が使えて白ゼツ木遁が使えない提示から、木遁柱間細胞の陽遁特性に陰遁が組み合わさり「陰陽遁」として作用する必要がある仮説が立ち上がるのだと、僕は考えます。樹木と言えども生命…陰陽遁の定義にもしっくり来ますね。

またカブトがカブトを誘拐して外道魔像・蓮華座柱間のコピーに組み込む事で、白ゼツ軍団がパワーアップし、尚かつ弱いながら木遁が使用可能になったのは非常に興味深く、これでヤマトに陰遁特性が確認できれば木遁の陰陽遁説鉄板になると、僕は考えています。ヤマトの木遁が柱間ネイティブの原始の森林を彷彿させる生命感に満ちた樹木を生み出すのではなく、人工的な加工された木材が多いのも大蛇丸がヤマトのDNAを弄くり回してたまたま柱間細胞に適合できる塩基配列を見つけ出した可能性もあり、それが完全な生命体としての樹木ではなく加工された木材を発生させている因子なのだと考えると、個人的に凄くしっくり来ますけど、ま…この辺は未だ憶測の域を出ません。

柱間細胞侵蝕毒性を写輪眼の瞳力制御できる仮説が証明できれば、そこから柱間細胞が何でそんな特性を付与されたかが解り、何で千手柱間が生まれたか?という疑問が解消します。ぶっちゃけ僕はそれを兄系が弟系を取り込んで六道仙人を再構築する為だと考えていまして、それを兄系に啓蒙(けいもう)する為に「うちはの石碑」が残されたのだと思っております。そうであれば兄系・うちは一族が人格破綻の危険性が遺伝子に組み込まれてたり、眼を奪い合う業(ごう)や、眼を入れ替えるウィンウィンの構図が歴史的に確認されない(イズナ→マダラはあるのにマダラ→イズナがない)状況を踏まえれば瞳力者が一人残ればいい…みたいな救いのない運命を兄系に与えたのも合点が行きます。

それらがマダラが示す柱間への敵意自己顕示の正体なのだろうと思います。そして須佐能呼の鎧を纏う九尾の尾獣玉が柱間の五重羅生門を突破して対岸まで届いた…。マダラはその達成感に高揚しています。それはイズナへの手向けだったのかも知れないし、兄系の業の深さを何かに転化する自己弁護なのか?兄系・うちはの何とも救いようのない設定に掛ける言葉もないのだけれど、こういうマダラを受け切るのが弟系の役割なのか…と六道仙人の意図を明察していると辛気くさくなっていけない(笑)。ところで、マダラのここでの「届いた」とは…愛する弟から眼を奪ってまで…永遠の万華鏡写輪眼を得たという意味なんだろうけど、まだまだ上があるんだから辛いです。

僕は写輪眼の巴文様とは十尾眼の呪いではないかと考えていまして、それを兄系が眼のやり取り(奪い合い)を経て段階を踏んで呪解(じゅかい)しているのだと考えておりまして、だからこそマダラの「届いた」が空回りしている様に思われて悲しい。辛い(汗)。そして「終末の谷の決闘」で死んだとされるマダラは柱間細胞を柱間に負わされた傷口に移植して輪廻眼を開眼します。その事実こそが千手柱間の存在意義を照らし出しているのではないかと僕は考えています。結局…兄系が弟系の肉体(細胞)を取り込むか、弟系が兄系の眼を取り込むか…それに拠って六道仙人を再構築して「安寧秩序」を取り戻すか…に帰結するしかないのでしょうか?否…そうなのだろうか?

もっと違う…何か素晴らしい事が…?!

柱間はマダラの眼を奪おうとはしなかったのだから。

あと少し…続きます。



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